がん治療中の小倉智昭、半年ぶり活動再開で“笑顔”

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昨年、がん治療のため活動休止していたキャスターの小倉智昭(74)が23日、約半年ぶりに活動を再開し、BS松竹東急で放送される歌番組『小倉智昭の昭和懐かしヒット曲!! ~あのアイドルに会いたい~』(5月21日 後18:30)の記者会見に登壇した。
 小倉は、2018年に膀胱(ぼうこう)がんの手術を受けていたが、昨年10月にステージ4の膀胱(ぼうこう)がんが肺に転移したことを公表し、治療のため活動休止を発表していた。
 同会見が復帰後初の公の場となった小倉は「私の復帰よりも、74歳が化学療法をやってどこまで回復できたのかということに興味があるのかと思います」と話し始め「一番最初にがんが見つかったのは7年前。最終的に膀胱(ぼうこう)を全摘出したのですが、3年前に再発しまして、昨年10月から4ヶ月にわたって化学療法を始めました。化学療法だけで完治させるのは難しいので、付き合いながら頑張っていこうと思います」と自身の病気について赤裸々に語った。
 顔色もよく、元気そうな姿に記者から「お変わりないですね」と声をかけられると小倉は「みんなから『本当にがんなのか』と言われるんです。でもレントゲンを毎回見せるわけにはいきませんしね」と会場を和ませ、笑顔を見せたていた。
 また、以前は3時間睡眠だったという生活サイクルについて聞かれると「ショートスリーパーだと思ってたんですけど、今では8時とか9時とかまで平気で寝られます(笑)。これまでは、追い詰められて3時間睡眠くらいだったんでしょうね」と休んでみて気づいた自身の状況について振り返った。
 今後については「仕事ができるまでは続けたい。今でもいくつかオファーをいただいていてありがたいと思いますが、自分のペースでこなしていきたい」と意気込んだ。
 最後には、これからの仕事について「私の復帰を待っていてくださっていた方々、ありがとうございます。これからも毒舌を吐いていきたいと思います」と笑顔で語った。
 同番組は小倉がMCを務め、昭和時代のアイドルをゲストに、懐かしいヒット曲の数々を披露する音楽番組となっている。