国の特別史跡内に”無断でキャンプ場開設” 中国籍夫婦が初公判で起訴内容認める

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太宰府市にある、他人が所有する国の特別史跡内に、無断でキャンプ場を開設した罪に問われた中国籍夫婦の初公判が29日開かれ、2人は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、中国籍の会社役員・劉暁慶被告(41)と夫の李勇被告(42)は、2023年5月ごろから10月ごろにかけて、太宰府市の他人の土地に無断でキャンプ場を開設した不動産侵奪の罪に問われています。
現場は、国の特別史跡で、開発制限がかかる市街化調整区域でもありました。
29日、福岡地裁で開かれた初公判で、2人は起訴内容を認めました。
被告人質問で、劉被告は「荒れていた土地をきれいにしても文句は言われず、売る申し出が出てくるのではないかと安易に考えた」と話しました。
2人に対し検察側は懲役2年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審しました。
判決は来月5日の予定です。