水の事故が相次ぐ中、9日、宗像市の中学校では、服や靴を身に着けたままプールに入って命を守る術を学ぶ、体験授業が行われました。
生徒たちは厳しい状況として、冬用の体操服を着てプールの中に入ります。
自由ヶ丘中学校の2年生たちは、まず、プールを回ってしばらくしてから反対方向に歩くと前に進めないことを体験しました。
2年前、隣接する宮若市の犬鳴川で、小学生3人が溺れて亡くなる事故があり、この学校でも着衣泳の授業を取り組むことになりました。
授業に参加してみて・・・「3倍くらい重かったです」「きょう学んだ『浮いて待つ』ということを大切にして夏休みを楽しく過ごしたいと思います」
生徒たちは、ペットボトルを使って浮く練習も繰り返していました。