2日、北九州空港で、離陸直後の小型機がエンジントラブルで緊急着陸したことを受け、国の運輸安全委員会が現地調査を始めました。
2日午前8時前、成田空港に向け飛び立った小型プロペラ機が、離陸直後にエンジンから異音がして出力が低下したため、約1分後に引き返し緊急着陸しました。
乗っていた2人にけがはありません。
運輸安全委員会は重大インシデントと認定し、使われたピラタス式PC12型機の機体などを調べるため、調査官3人が北九州空港に入りました。
高橋充航空事故調査官「エンジンのトラブルは非常にシリアスと考えております。再発防止に努めていきたいと思っています」
運輸安全委員会は4日中に現地調査を終え、できるだけ早く原因を公表したいとしています。