「クマにひっかかれた」自転車に乗っていた小学生…道に飛び出してきたクマに襲われ軽傷 近隣住民「子どもが被害に遭うとは」 京都・舞鶴市

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MBSニュース

 京都府舞鶴市で小学生がクマに襲われ軽傷。警戒しながらの登下校です。
 警察によりますと、6月16日午後2時半ごろ、舞鶴市安岡の府道で、市内に住む小学5年の男子児童(10)が自転車に乗っていたところ、クマ1頭が突然、道に飛び出してきたということです。
 児童ははずみで転倒し、右足の太ももにすり傷を負う軽傷で、親には「クマにひっかかれた」と話しているということです。
 クマは四つんばいの状態で高さ40cmほどだったことから子グマとみられていて、すぐにいなくなったということです。
 (近隣住民)「びっくりしましたね。まさか歩道に出てくるとは思っていなくて、子どもが被害に遭うとは思っていませんでした」
 市は児童らにクマよけのベルを配布していて、現場付近では17日から小学校の教諭らが登下校の見守りを行っています。