夜のドカ食いは「夜食症候群」の可能性も?

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日テレNEWS24

夜遅くに、たくさんの食事をしてしまう人もいると思うが、実は「夜食症候群」という摂食障害の可能性がある。夜食症候群の症状を詳しく解説する。
夜遅くにドカ食いしてしまう夜食症候群、その症状は夕食後に再度食欲が襲ってきて食べてしまう。眠っていたにもかかわらず、空腹を感じて目を覚まし起きて食べてしまう。お酒を飲んだ後の、シメの炭水化物がやめられない。
週に2日以上、夕食や夜食で1日の摂取カロリーの25%~50%をとってしまう人は夜食症候群という摂食障害の可能性が高いという。専門家によると、夜食症候群は30代~40代の男性や20代~30代の女性に多いという。夜遅くまでの業務や付き合いの飲み会など、日々のストレスなどが要因だと考えられている。
厚生労働省によると、夜9時以降に食事をとる人は40代の男性の場合、約3人に1人。女性は5人に1人の割合。夜食症候群はこの中に紛れ込んでいるのだ。
肥満症などに詳しい専門家によると夜食症候群は、肥満や糖尿病、最悪の場合心筋梗塞などにつながりかねないと警鐘を鳴らす。治療法は、ストレスの根本を探りながら、摂食欲求に対する考え方を変える認知行動療法や薬物療法がある。深夜のドカ食いは、症状を軽く考えず心療内科に相談することが大切だということだ。