新入社員の「五月病」、6月にも注意を!

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日テレNEWS24

この春から働き始めた新入社員は、ゴールデンウイークが明けると、五月病になる人が多くなります。しかし、5月だけでなく、6月にも注意が必要なんです。
この日行われていたのは、新入社員向けのメンタルケア研修。産業医の三宅医師はストレスチェックのポイントを伝えていました。
それは、「食う・寝る・遊ぶ」の3項目。「食う」ではお腹が空かない、必要以上に食べてしまうなどの違和感がないか、「寝る」はぐっすり眠れなくなった、寝つきが悪い、途中で目がさめて二度寝ができないか、「遊ぶ」はいわゆる趣味の時間が、つまらないと感じるようになったか、これら3つの日常行動に違和感があれば不調のサインかもしれません。不調にならないためには――
■ポイント1「食う」
食事の間隔が空きすぎると、体内時計が乱れやすくなります。夕食が遅くなると予想される日は夕方に軽めの炭水化物を取ることで体内時計を適正に保てます。
■ポイント2「寝る」
休日に普段の起床時間を大きく変えると、週明けの起床が困難になります。ゆっくり休みたくても起床時間の差は2時間以内におさえることが大事です。
■ポイント3「遊ぶ」
余裕がない時こそ、仕事から離れて趣味の予定を入れましょう。感情を出すのが苦手な人は泣いたり笑ったりできる趣味を持つのが効果的です。
三宅医師は、不調のサインを見逃さず、変化を感じた段階で、産業医や専門医に気軽に相談してほしいといいます。
三宅医師「緊張状態が解ける(入社から)2~3か月後が、一番不調を起こしやすいと言われています」
つまり、6月ごろも要注意なんです。
三宅医師「就職は非常に大きな社会的変化なので、ストレスが起こることが当たり前ということをまず知ってほしい」「ちょっとした変化でも相談を」