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※ 視聴回数は1日1回更新されます。CES 2021でイノベーションアワードを獲得した「Hex Home」は、なんとWi-Fi電波で家の中を監視する革新的なホームセキュリティシステム。
カメラや各種センサー類を利用したホームセキュリティより誤報が少なく、シンプルで安価なホームセキュリティが実現するという。
Wi-Fi電波の変化で監視
「Hex Home」は親機のHex Commandと子機のHex Sense、2種類のデバイスをセットで利用する。
セットアップは簡単で、電源に繋いで自宅のWi-Fiに接続し、専用アプリをスマホにダウンロードするだけ。簡単に設置できるのもメリットの1つだ。また子機を増やすだけで、監視範囲を簡単に広げられるところも便利。
家の中の監視には、Wi-Fiの電波を利用する。Wi-Fiの電波を通信以外の目的で利用する「Wi-Fiセンシング技術」を利用しているとのこと。
人が動くと、Wi-Fi電波の反射が変化する。この電波変化を計測し、家の中の動きを監視する仕組み。例えるならば、プールで泳いだときに発生する波紋の変化を計測するようなイメージだ。不審な電波変化があれば、ユーザーに通知する。
ペットやロボット掃除機などの動きはAIが自動的に除外してくれるので、誤報も少ないという。
カメラによる監視ではないため、プライバシー侵害の恐れはなく、カメラ特有の死角もない。
「Hex Home」は2021年春に販売される予定。デバイス基本セットは18,000円(税抜)で、24時間365日の監視サービスは月額980円(税抜)とのこと。
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死角のないWi-Fi電波で、家のセキュリティを万全に?
Hex Home