アートにカラダごと没入! 印象派の世界に入り込める「Immersive Museum」に行ってみた at 日本橋

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

東京日本橋の日本橋三井ホールで開催中の、没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」。2020年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から延期され、今夏の開催となりました。
コンセプトは“飛び込むアート”。絵画は従来、「鑑賞」するものでした。その接し方を「体感」へと変えてくれます。
実際体験してみると、おしゃれな音響と壁面・床面全てに絵画が投影され、まるで絵画の世界に入り込んだような気持ちに。ワンフロアでどんな風に見せるんだろう?と始まる前には思っていましたが、始まってからは思わず感嘆で声が出てしまいました。自分から絵をみる、というよりは絵の方から来てくれて、絵画の世界に連れて行ってくれる感じです。
また、映像技術によって細部までクローズアップされるので、作品を大きく見られます。平面ではなく奥行きもあるので、印象派の画家が本来伝えたかった風景をより感じることも。普通は気づかないようなところまで見られるのも、このミュージアムならではかもしれません。
ちなみに、小学生以下の入場料は無料。ベビーカーのまま入場できます。ちょっと敷居が高い芸術鑑賞ですが、この展示は親子でアートに触れる良いきっかけになるかも。
7月8日(金)から10月29日(土)というちょうどムシムシする時期にやっているので、心に栄養を与えたくて涼みたいという人にぴったりそう。
大人は2500円(税込)、中学生・高校生・専門学生・大学生は1500円(税込)になっています。
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伝統的な絵画でも、視点の変化や最新技術で新しい楽しみ方が生まれる。そんなことを私たちに教えてくれる、令和なミュージアムでした。最新技術が生かされた、今後の芸術のあり方にも期待です!