常に触っていたい!ラチェットドライバーとハンドドリルが融合したおしゃれ工具「MetMo Driver」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「MetMo Driver」は、ドイツの工具メーカーConrad Baumann Werkzeugfabrikを経営していたコンラッド・バウマンが設計し、1950年代の特許資料に残されていたラチェットドライバーに着想を得たマルチ用途のドライバー。ただのラチェットドライバーとして以外に、ハンドドリルの機能が備わっています。
バウマンは発明家でもあり、革新的な形状の折りたたみ式カフスボタンなどで特許を取得していた人物だ。
さわるのが心地よい仕組み
ラチェットとは、回転物が片方向には空転するものの、その反対方向に回すとロックがかかる仕組みのこと。身近なところでは自転車のチェーンや釣り竿のリールで使われており、空転の際にはチチチチ…と音がする。ラチェット式のドライバーやレンチは、締め付けまたは緩めの際にネジやナットからビットを浮かすことなく作業ができて便利だ。
MetMo Driverは、バウマン製ラチェットドライバーの機能的なむき出しのメカニズムに、いじるのが楽しいフィジェットトイとしての側面を加えた、実用的かつ趣味的な工具に仕上げられている。
チャックを回すときのカチカチという音や、320gとちょうど良い重さが安心感を与えるようにできており、素材から手作業で組み上げられたその手触りも心地良さを与えてくれるため、ちょっとした息抜きでリラックスしたり、ストレスを振りほどきたいときに手にすると良さそうだ。
実用性もバッチリ
もちろん、実際に工具としても十分使えるようにできているため、仕事や日曜大工などで活躍することは間違いない。各部のパーツはしっかりした素材を手作業によって高品質に加工、製作されている(将来の量産への移行に伴い自動化の予定)。
チャック部は1/4インチの市販ビット(先端部のパーツ)に対応しているため、ドライバーや六角レンチ、ドリルなど、様々な用途に利用できる。締め込むのに力が必要なら、ハンドルを横位置にして、最大70Nmまでしっかりトルクを加えて回せるようにもなっている。
また、適度な太さのグリップはしっかりとドライバー本体を握りしめられ、ラチェットとハンドルによって手首への負担が少ないのも特徴だ。
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一度手にしたら、ずっと触っていたくなりそう!