走行準備に密着! 電動キックボード購入から公道デビューするまで。Segway-Ninebot「D-AIR」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

こんにちは、bouncy動画ライターの田所です!
ナンバープレートのついていない電動キックボードを取得・購入してから、公道走行できるようになるまでの過程を紹介していきます!
公道走行までの工程は3つ
自己所有の電動キックボードで公道走行するためには、大きくわけて3つの準備が必要です。
①公道走行可能な電動キックボードの購入
②ナンバープレートの取得
③自賠責保険の加入
①公道走行可能な電動キックボードの購入
2022年5月現在、電動キックボードは原動機付き自転車(以下、「原付」)扱いです。下記の保安部品が揃っていることが必須です。
必要な9つの保安部品
速度計
ヘッドライト
テールランプ
ブレーキランプ
ウインカー
リフレクター
ナンバー灯
ミラー
警報機
購入の際には必ず保安部品を確認。購入後も組み立て時に揃っているかの確認をお勧めします。
②ナンバープレートの取得
ナンバープレートは、区役所で取得できました。
窓口は税務課でした。簡単な書類を記入し、10分ほどでナンバープレートを取得できます!
今回必要だったのは、販売証明書と身分証明書(免許証など)だけ。昨年からハンコが不要になったとのことで以前より簡単に取得できるようになったそうです!
※自治体によるので要確認
窓口の方いわく、「最近、電動キックボードのナンバープレート申請が増えてきていますよ」とのこと。電動キックボードの普及スピードが早まっているのを感じました。
③自賠責保険の加入
自動車損害賠償責任保険(以下、「自賠責保険」)は、50ccの原付バイクを含むすべてのバイク所有者に加入が義務づけられている強制保険のため、電動キックボードの場合も加入が必須です。
自賠責保険はインターネットやコンビニで簡単に加入が可能です。私はすぐに加入して電動キックボードに乗りたかったので、ステッカーがその場でもらえるコンビニで加入しました。
コンビニに設置してある機械で、住所や車体番号、ナンバープレートの番号など、必須項目を入力します。その後、レジで決済すると、5分ほどで自賠責保険に加入できました。
「D-AIR」でMy電動キックボードライフがはじまる!
保安部品を装備した「D-AIR」で、私の電動キックボードライフがはじまりました。最高速度は約19km/h。キャベツ畑の横を走るのは爽快でした。
1回のフル充電にかかる電気代は、大体10円とのこと。お財布に優しく、ガソリン代がかからない分、原付バイクより維持費が安くすみそうです。
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電動キックボードが届いてから、車体の点検、ナンバープレートの取得、自賠責保険の加入は、早ければ1時間ほどで終了します。
思っていたよりもずっと簡単で、本当に驚きました。
というのも、2019年に初めて電動キックボードを取材した際、公道走行に向け警察署や運輸支局で話を聞きましたが、明確な情報は得られず、公道走行はできませんでした。そこから3年あまりで、購入から実際の公道走行までを1日足らずで行えるよう整備されているということにとても感動しました。
どこで乗れるの!?電動キックボードに乗るための条件を警察署で聞いてみた!【動画ライター】
2019-03-06
動画ライターとして挑戦した前回のセグウェイで、次世代モビリティの公道走行が難しいことを学んだ田所です。そこで、第2弾は電動キックボードについて体当たりでレポートします。これでコンビニ行けたらめちゃくちゃ便利そうですね。
今回もスタジオを飛び出し、実際に警察署と運輸支局で話を聞いてきました!
さらに数年後には、最高速度20km/h以下の電動キックボードは「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」という新設の車両区分に分類されるようになります。16歳以上なら、運転免許は不要、ヘルメット着用は努力義務となる予定です。さらに電動キックボードが身近なものになりそうです。
この調子でMy電動キックボードが普及していけば、日本の電動モビリティ界隈がもっと盛り上がりそうですね! 期待が高まります!