リスクを減らそう 乳幼児突然死症候群(SIDS)

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トモニテ

赤ちゃんが前ぶれなく睡眠中に命を落とす、乳幼児突然死症候群(SIDS)をご存じですか。
原因はまだ解明されていない病気ですが、実は乳児期の死亡原因の第4位なのです。
3つのポイントを守りリスクを少しでも減らしましょう。
■3つのポイント
①1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
 SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。
 医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。
②できるだけ母乳で育てましょう
 母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。
 母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いということが研究者の調査からわかっています。
 できるだけ母乳育児にトライしましょう。
③たばこをやめましょう
 たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。
 妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。
 妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
 これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
「睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう」(厚労省)
(2021年01月現在)をもとに制作
※乳幼児突然死症候群(SIDS)については、各都道府県・市町村の母子保健担当課及び保健所・保健センターなどでご相談に応じています。