ベニイロフラミンゴの大合唱

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こんなに大合唱するフラミンゴは珍しいようです。ちなみにフラミンゴ(Flamingo)という名前はラテン語で「炎」を意味するflammaに由来しているんですって。餌のとり方が変わっていて、頭を上下さかさまにして水面につけ、嘴を水中に沈め水を出し入れし、嘴の中の“ラメラ”と呼ばれる細かい繊毛をつかい、餌となるものだけをこしとって食べるそう。一番謎なのがフラミンゴはなぜピンク色をしているのか?ということ。片足立ちと並ぶ大きな特徴として、ピンク色の美しい体色が挙げられるでしょう。しかしこの色は、生まれながらにもっているものではありません。孵化したばかりのフラミンゴのヒナは、白色をしているのです。成長していくにつれてピンク色になっていくのですが、これは遺伝子によるものではなく、藍藻(らんそう)類の色素だろうと考えられています。藍藻類にはβカロテンやカンタキサンチンという、体内に沈着するとピンク色になる色素成分があり、フラミンゴはこれらを含んだプランクトンなどを好んで食べます。そのため徐々に体色がピンク色へと変化していくのです。反対に、これらの色素がないものを餌として与え続けると、ピンク色にはなりません。動物園などで飼育されているフラミンゴは、色素を添加した飼料を与えられています。
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