同意がなければ恋人同士でも犯罪になる!?性犯罪にはどんなものがある?【眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学】

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【同意がなければ恋人同士でも犯罪】
性犯罪には「強姦(レイプ)」や「不同意わいせつ」「淫行」「痴漢」「性的虐待」といった被害者の身体に触れるものから、「盗撮」「のぞき」「露出」「下着泥棒」といった直接被害者の身体にこそ触れないものの、相手に精神的なショックを与えるものまで、さまざまな種類があります。また、しつこく言い寄ったり、電話やメールを一日に何度も行うといった、恋愛絡みの「ストーカー行為」も性犯罪のひとつといえます。
 とくに「強姦(レイプ)」や「不同意わいせつ」などの性犯罪は、「魂の殺人」といわれることもあるように、被害者に計り知れない精神的苦痛を与える極めて重大な犯罪です。
 こうした犯罪の被害に遭った際、「はっきりと拒否しなかった被害者も悪い」といった意見が出ることもありますが、たとえ暴行や脅迫がなくても、「フリーズ状態」(性被害に遭ったとき、予想外の出来事に直面したことなどで体が動かなくなってしまう状態)や、立場による影響力などによって、被害者がはっきりと拒否するのが難しい状況であれば、犯罪として成立します。また、「不同意性交」や「不同意わいせつ」は夫婦や恋人同士であっても成立するため、「交際しているのだから性行為を受け入れるのは当然だ」といった認識は誤りといえます。
【出典】
『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』
監修:越智啓太