上白石萌音「涙」で初日を迎える!鈴木Pの言葉に胸詰まらせる

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女優の上白石萌音が3日、東京・帝国劇場で行われた舞台『千と千尋の神隠し』初日記念会見に出席した。
この日は、スタジオジブリの代表取締役でプロデューサーの鈴木敏夫氏から手紙が寄せられ、会見のMCのおばたのお兄さんが代読。「お世辞なしに本当におもしろかったです。原作へのリスペクトが感じられてうれしかったです。キャストの方々の中には、(映画公開)当時に生まれたばかりの方もいて、幼いころに千と千尋の神隠しをご覧になっている方もいる。その経験が舞台の迫力につながっているような気がして感慨深いです」とキャスト、スタッフへの感謝の気持ちをつづった。
上白石は「お稽古(けいこ)に入る前から、何度映画を見たかわかりません。(映画に)励まされながら、お手本にしながら稽古を進めてきました。作品の素晴らしさに支えられて、助けられることもあれば、素晴らしさを壁に感じることもあり、本当にドキドキしていました。鈴木さんにそう言っていただいて、ホッとしています」というと思わず涙ぐんだ。
上白石とWキャストで千尋を演じる橋本環奈は「本当に安心しました。認められたのがすごくうれしい。鈴木さんにどう思われるか、(演出の)ジョン・ケアードも心配していたと思うんですよ。その中で、これだけのお褒めの言葉をいただけるのは本当にうれしいです」と笑顔を見せた。
原作は、2001年に公開され、昨年末に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が更新するまで日本の興行収入1位を20年以上も守り続けた宮崎駿監督による不朽の名作。03年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞、19年には中国で公開されるなど、世界中で愛されている。
公演は、東京・帝国劇場にて、3月2日~29日(2月28日から3月1日にプレビュー公演)。ほか、4月13日から24日まで、大阪・梅田芸術劇場。5月1日から28日まで、福岡・博多座。6月6日から12日まで、北海道・札幌文化芸術劇場。6月22日から7月4日まで、愛知・御園座にて上演される。