小松菜奈、舞台あいさつで号泣 原作者遺族から感謝の手紙「家宝にします」

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女優の小松菜奈、俳優の坂口健太郎が5日、都内で行われた映画『余命10年』の公開記念舞台あいさつに出席。原作者の遺族から“感謝の手紙”が届き、キャストたちが涙を流す一幕があった。
 原作は、ヒロインと同じく余命10年を生きた小坂流加さんが2017年に発表した同名小説を実写化。二十歳(ハタチ)で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失っていた和人(坂口)のラブストーリー。
 原作者の小坂さんは、難病により2017年に39歳の若さで死去。1年間にわたる撮影を経て、ヒロインを熱演した小松は、無事に封切りを迎え「本当にさまざまなご感想を目にして、たくさんの人の心に届いているといううれしさで、心がすごく満ちています」と話しながら「この映画の最後に『小坂流加に捧ぐ』という言葉がすごく大好き。原作者の小坂流加さんに、この作品が届けばいいなと愛を込めて作ってきました。その愛も想いもいろんなものがスクリーンに映し出されてたと思います」と感無量の表情を浮かべた。