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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の高畑淳子(68)が、その年に“ユーモア”で貢献し、世の中に明るい話題を提供した人に贈られる『令和4年度 ゆうもあ大賞』に選出され7日、都内で行われた表彰式に出席。壇上で放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で演じる主人公・岩倉舞の祖母・祥子のセリフを再演した。
高畑は「ユーモア大賞という賞をお受けになりますか?と報告いただいたとき、スピーチは大丈夫ですね?と言われました。気が遠くなりそうになっています」と緊張気味で登壇。「面白いことを言えないんです。こういった場で訳がわからないことを言って、後悔したことが何度もあります」と振り返った。
その上で「でもお芝居をしていると、思いがけないせりふに出会います。祥子ばんばの言葉もまさにそう」とうなずき、体が弱く長崎・五島列島で暮らしていた舞が自宅のある大阪に戻る前夜に祥子が発した「舞、ばらもん凧(だこ)あげたときのこと覚えとっか?舞もばらもん凧ごたあ、どがん向かい風にもまけんとたくましく生きるとぞ!」というせりふを印象に残っている言葉として披露した。
そして「また来年も続きますし、出なくなるわけではないので、楽しみにしています」とにっこり。「祥子ばんばは、来年から大いに始動するらしき脚本のようなので。だいぶ歳をとったおばあさんになるんじゃないかと思いますが、ご覧ください」と呼びかけた。
さらに、「あと何年、この仕事をできるかわからないけど」と涙ぐみ「自分が考えたわけでもないせりふですが、いけしゃあしゃあと精魂込めて皆さんに伝えていけたらと思います」と力を込めた。
そのほか、俳優の石原良純、陸上世界選手権の女子やり投げで銅メダルを獲得した北口榛花選手が受賞した。