ドイツがすべての隣接国との国境検査を再導入、EU域内の移動の自由が後退

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ロイター映像ニュース

ドイツ政府は16日、フランスやオランダなどとの国境での検査を再導入した。今回の入国管理強化は、不法移民や国境を越えた犯罪への取り組みの一環。だが一部からは、州および連邦政府選挙を前に、極右や野党の保守勢力への支持拡大を防ぐ狙いもあるのではと指摘する声も出ている。またドイツは欧州の中心に位置し、9カ国と国境を接している。そのためドイツが国境検査を行えば、欧州連合(EU)の主要な柱の1つである域内の移動の自由が制限を受ける。