北九州市に住む高齢男性がSNSを使った投資詐欺により現金5300万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、2月、北九州市八幡東区の無職の男性(75)が、インターネットで投資のサイトを閲覧したところ、サイトの利用者から暗号資産を使った儲け話を持ちかけられました。
男性はその後、SNSのグループに誘導されグループ内で次々と紹介される儲け話を信じ込むようになり、およそ1ヵ月半の間に現金5300万円ほどを指定された口座に10回に分けて振り込んだということです。
男性は、「口座から現金を引き落とすためにはさらに金が必要だ」と指示されたことを不審に思い、警察に相談して事件が発覚しました。
警察が注意を呼びかけています。