福岡城天守台で発掘調査始まる 論争続く天守閣の存在解明につながるか

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福岡市の福岡城天守台で4月から行われていた測量調査が終了し、30日から本格的な発掘調査が始まりました。
福岡城に天守閣はあったのか?具体的な絵図などがなく長く論争が続いています。
30日始まった発掘調査は、天守閣があった場合、地下1階にあたる「穴蔵」の一部で行われ、数十センチ掘る予定です。
福岡城址では、80回以上発掘調査が行われていますが、国の史跡でもある「天守台」の正式調査は初めてで、柱の基礎とされる礎石や瓦などの発掘が期待されています。
福岡市史跡整備活用課・中村啓太郎課長「江戸時代の中での使われ方、それから明治、それから現代にいたるまでの使い方というところで、どういうふうに変遷してきたかが分かると思います」
福岡市は12月まで調査を行い、来年度以降に報告書をまとめる予定です。