米ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46)が、白人警官に首を圧迫されて死亡した事件から5月で4年がたった。「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命も大切だ)」運動が再燃する契機となった地では、今もなお「闘い」が続いている。
5月22日、フロイドさんが殺害された現場付近には、多くのアート作品や花束、ぬいぐるみなどが置かれていた。フロイドさんの大きな似顔絵が壁に描かれ、近くの空き地には警官の手によって死亡したフロイドさんら130人以上の名を刻んだ「墓地」もある。