産後の女性の体のことシリーズ第一弾!産後の生理のギモン 重くなる?軽減するには?

視聴回数1,186,102

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

mamatas(ママタス)

産後の女性の体のことシリーズ第一弾は、産後の生理について専門家の先生にお聞きしました♪
悩みがある方はかかりつけの産婦人科医に相談してくださいね。
.
①いつ再開する?
授乳していない場合→産後2~4ヶ月程度
授乳している場合→産後6~10ヶ月程度
プロラクチンというホルモンが分泌されるため生理の戻りが遅れ、授乳の頻度が多いと戻りにくい。
.
②生理の再開を待たずに妊娠する場合も?
ほとんどは再開初回の生理では排卵していないことが多いが、まれに生理が来る前に排卵する場合もあるため、無月経状態でも子どもを望まない時期であれば避妊は必要です。
.
③妊娠前より生理が重くなるって本当?
必ずしも重くなるとは限らない
中には、産後の不規則な生活で重くなったと感じているのかも
場合によっては他の病気が原因の場合もあります。早めに産婦人科を受診しましょう!
.
④ツラい生理を和らげるには?
授乳中も痛み止めは飲んでOKです!
産後6週間以降→ミレーナでの対処も可能
産後半年以降→低用量ピルの内服が可能
.
⑤ミレーナってなに?
どんなもの?→黄体ホルモンの効果で、最大5年間生理を止めることができる
いつでもやめられる?→T字型の子宮内避妊器具を除去すれば、すぐに妊娠可能状態に戻る
何に効くの?→重い生理痛や月経困難症、月経過多にも効果あり!避妊効果も高い
どこでもらえる?→産婦人科で診断後に処置、一部保険適応
.
金額目安(金額参考:THIRD CLINIC GINZA)
自費診療だと5〜7万円
保険診療だと1万円+診察料
.
⑥低用量ピルってなに?
どんなもの?→排卵を抑え、子宮内膜が厚くなるのを防ぐ
なにに効くの?→生理痛、PMS、避妊に効果がある
用量用法は?毎日1錠
種類はある?→生理痛緩和やPMS対策など、自分に合ったものを選べる
どこでもらえる?→産婦人科で診断後に処方
保険適応?→月経困難症や月経過多の診断を受けている場合は保険適応
.
金額目安(金額参考:THIRD CLINIC GINZA)
低用量ピル 3000円前後
.
※必ず産婦人科で診療し、それぞれの良い点、リスクを理解した上で選択してください。
.
出演 : 高橋まりなさん
監修:THIRD CLINIC GINZA 産婦人科専門医 三輪綾子先生