その体、変幻自在!アフリカオオコノハズク

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日テレNEWS24

敵から身を守ったり威嚇したりするために、姿形を変化させるフクロウがいます。どのように変化するのでしょうか?
木の枝でくつろいでいるようにも見えるアフリカオオコノハズク。突然、何かに気が付いたようです。すると、その体がみるみる細くなっていきます。
さらに細くなり、元の姿が想像できないくらいに変わってしまいました。いったい何が起きたのでしょうか?掛川花鳥園の北條さんによると――
「(タカなどの)天敵や警戒する対象と少し距離があるときに、枝のように体を細くして天敵から見つかりにくくする行動ですね。擬態の一環です」
今度は一転、羽を広げて体を大きく見せています。そして視線は一点を見つめたまま体を動かし、威嚇するような行動をとり始めました。
実は、これは羽を広げて体を大きく見せる渾身(こんしん)の威嚇行動です。そして見事、敵を撃退できると元の姿に戻るのです。
細くなったり大きくなったりと、変幻自在な姿を見せるアフリカオオコノハズク。体長は約15~25センチで、好物は昆虫や小さな爬虫類(はちゅうるい)。性格は臆病だといいます。
静岡の掛川花鳥園や、サンシャイン水族館などで見ることができます。(※サンシャイン水族館は2018年11月25日まで)