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※ 視聴回数は1日1回更新されます。ラトビアの企業が開発した「Brette Haus」はマイホームが大規模な工事なしですぐに手に入れられる。すでに完成されたものを展開するだけなので現地での建築の手間を大幅にカットした製品。
こんな基礎工事なしで家を建てても大丈夫か?と地震大国である日本に住む人なら誰しも考えるはず。この「Brette Haus」は気候が年中安定し、災害もほとんど起こらないラトビアだからこそ生まれたアイデアだ。
タフな素材「CLT」とは?
「Brette Haus」は用途や好みに合わせて数種類の中から好きなタイプを選べる。値段は最も安いベースモデルで18,000ユーロ(約220万円)。蝶番を展開するだけなので、最短3時間で建築が終わる。折りたたんで運ぶだけなので家ごと引っ越せるのも大きなメリットだ。
「Brette Haus」の建材にはCLTを採用。CLTとはCross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略称で、欧州で開発された木製の厚型パネルのこと。住居の変形に十分耐え、断熱性にも優れているのが特徴だ。見た目はウッド調なので、自然に調和したデザインで生活にあたたかみを与えてくれそうだ。
初期段階で照明やシャワーなど生活に必要な設備が備え付けられているのもポイント。展開が終わればすぐにでも新生活をスタートできるだろう。
今回紹介した「Brette Haus」が生まれたラトビアの隣にあるエストニアでの生活をイメージさせてくれる、こちらの記事も併せて読んでみると、より未来の生活が想像できるかも。
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蝶番で展開する手軽な木造建築「Brette Haus」。旅行感覚で引っ越しができる時代になるかも?
Brette Haus