一眼レフカメラのようにレンズ交換なアクションカメラ「Insta360 ONE R」【動画コラム】

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

動画ライターの砂流(すながれって読みます)です。
今回は1月下旬に発売されるレンズ交換式のアクションカメラInsta360 ONE Rを紹介します。
Insta360 ONE Rは、センサが一体になったレンズモジュールを交換することで、360度でも広角でも、大型センサの高画質でも撮影できるアクションカメラです。一眼レフカメラのようにレンズ交換が可能で、現在は、「360度撮影用レンズ」、「4K撮影が可能な標準広角レンズ」「Leicaと共同開発した5.3K撮影が可能な1インチセンサー搭載の広角レンズ」の3種類のレンズを交換できます。
それに加えてもうひとつ特徴があります。それが、スマホアプリの「フラッシュカットAI編集」という編集機能。「旅行」「スポーツ」「タイムラプス」などのテンプレートを選んで、AIに編集を任せれば、10秒~30秒ほどのいい感じの動画を短時間で作ってくれます。これがめちゃくちゃ便利で楽です。詳しくは動画内で紹介していますので、ぜひ動画を見てください。
また、スマホアプリで編集する場合、360度動画と広角レンズで撮った動画をごちゃまぜにしてAIが編集してくれるのも良いです。これはアプリ側で、360度で撮った動画を解析して、16:9、4:3などに切り取ったいくつかの動画を自動で用意してくれるため。360度動画は通常は編集するのに手間がかかるのですが、アプリ内での編集であれば簡単です。
アプリでのAI編集は、「10分のVLOGを作る」みたいなことには向きませんが、旅行中に友だちや家族に「さっき行った観光地の動画を良い感じに編集(まとめて)してすぐ送る」みたいなことには適しています。
僕は旅行でも街歩きでも使用していますが、構図を狙ってばっちり撮ることはせず、1回3分以内くらいの動画を適当に撮りだめしています。あとでAIが良い感じのところを拾ってくれるはず、と身を委ねれば気持ち的にもかなり楽です。
ただしAI編集では、お肉がじゅーじゅー焼けてる音とか、「どうも~、砂流です。今日は○○に来ています」みたいな生音を活かした動画は現在つくれないので注意が必要です。
最後に価格の紹介です。Insta360 ONE Rは、標準レンズのみ付属の4K版が3万9600円。360度撮影用レンズ+標準広角レンズのツイン版が5万9400円。1インチセンサー搭載の広角レンズ版が6万8200円です。
今後、どんなレンズやアクセサリーが登場するかも楽しみなので、目が離せません。
(動画ライター 砂流恵介)