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※ 視聴回数は1日1回更新されます。イタリアのスタートアップが開発した「XEV YOYO」は、まるで軽自動車のような小型EVの小型EV。 樹脂は量産に向いているため、3Dプリンターより量産樹脂ボディの方やコスト安。車体の多くのパーツを3Dプリンターで出力することで、低コストで都市部の走行に十分な性能を持つ車両を実現しています。
エコで街乗りにぴったりなスペック
XEV YOYOは、都市部の走行をイメージしたモデル。車内は2人乗りでも窮屈さを感じさせない設計で、トランクルームには機内持ち込みサイズのスーツケースを2つまで積載可能。
最高時速70km、航続距離150kmと、混雑して低速走行がメインの都市部には十分な性能です。高速道路には乗れませんが、小さな車両は駐車スペースも少なくて済み、「ちょっとそこまで」にはぴったりな一台。
EVといえば、日本でも充電ステーションがあちこちで見られるようになりました。XEV YOYOは、既存の充電ステーションが使えるのはもちろん、バッテリーを取り外して自宅でも充電でき、ユーザーのことを考えた設計となっています。
欧州「カテゴリーL7」に準拠
欧州では、2輪や3輪、そして4輪EVなどの「小型モビリティ」が、「カテゴリーL」という規格で整備されています。4輪向けの規格は「カテゴリーL7」。これは日本の軽自動車によく似た内容になっているとのこと。
日本ではなじみのある軽自動車ですが、税金の優遇がない海外では普及していません。一方で、電動の「小型モビリティ」は、エコで小回りの効くモデルとして世界的に注目されています。
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次世代の移動手段として注目される小型モビリティ。 軽自動車が普及している日本なら、XEV YOYOのようなモビリティが受け入れられる土台はあるといえそうです。(まずは電動モビリティの法整備が必要ですが……)