YouTubeを見るだけで貧困支援、スリランカの貧しい学校がチャンネルをはじめたワケ

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

YouTubeチャンネル『アユボワンAyubowan School TV』は、スリランカの貧しい学校を舞台にしたYouTubeチャンネル。
支援を必要としている学校の生徒や先生が、自分たちで動画撮影に挑戦。配信された動画の広告収入が支援に充てられる。
支援者である視聴者は、動画を見たりチャンネル登録したりするだけで支援ができるという、いままでになく簡単で新しい支援の形だ。
ちなみに『アユボワン』とはスリランカの挨拶の言葉。こんにちは・さようなら・おはよう・こんばんは・ありがとう…あらゆる日常の場面で合言葉のように交わされる。
動画の見所は生徒の笑顔
動画の内容は、ブーブークッションを使ったドッキリ、生徒たちの絵心チェック、人が止まって動かないマネキンチャレンジなど。どこかYouTubeで見たことあるようなお題に生徒たちは挑戦している。
動画を見ると、カメラに慣れていない生徒たちは、段取りや説明がどこかぎこちない。日本で動画編集されているので、かなりYouTube「ぽく」なっているが、このぎこちない素の表情がかなり魅力的だ。
このブーブークッションの動画。ひっかかった後の先生のリアクションや生徒の笑顔から、先生と生徒の良好な関係性が伝わってきて、とても微笑ましい。
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YouTubeでは、チャンネル登録者が1000人を超えなければ収益化できないというハードルがある。
2020年4月時点で『アユボワンAyubowan School TV』はチャンネル登録者が1000人を超えておらず、まだ支援には至ってない。
見るだけでできる簡単支援、家でのスキマ時間に覗いてみては?