スマホの充電器が私たちをケアしてくれる?新感覚AIアシスタント「AVAdin」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

韓国の企業が開発した「AVAdin」は、アプリと専用充電器を使うことで、自分のスマートフォンを本格AIアシスタントに変えることができるプロダクトだ。
スマートフォンに「AVAdin」アプリをインストールして充電器に置くと、AIアシスタントが起動し、音声認証・顔認証・自然言語処理などAIアシスタントとしての一通りの機能が使えるようになる。
感染対策で自己隔離中のユーザーのケアにも
特に活用が期待されているのが、一人暮らしの高齢者や留守番中の子どものケアだ。360度回転する充電器でユーザーを追従し、緊急事態が起きればアラームで知らせたり、薬の摂取時間と量のリマインド、メッセージ送信・ビデオ通話のアシスタントもこなしてくれる。
さらに「AVAdin」は新型コロナウイルス拡散防止AIとしても活用可能。たとえば自己隔離中のユーザーに体温測定を促してそのデータを記録したり、緊急事態の検知、その他必要な情報のアナウンスなどを行う。医療従事者の業務負担と感染リスクを減らし、かつ自己隔離者の孤独と不安を和らげる効果が期待されている。
表情豊かなアシスタントキャラクターも魅力
AlexaやSiriなどこれまでのAIアシスタントと違い、ディスプレイにアシスタントキャラクターが表示されるのも特徴的だ。感情を豊かに表現するキャラクターの存在によって、人間とAIのコミュニケーションをより円滑にする狙いがあるという。
充電器のカラー展開はチャコールブラック、メタリックシルバー、キャンディイエロー、パールホワイト、ファイヤーレッドの5色。現在INDIEGOGOでクラウドファンディングを実施中で、89ドル(約9,500円)の支援から入手可能だ。
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ちなみに「AVAdin」という名前は、魔法のランプの妖精のような最強アシスタントを想起させる「アラジン」と、アシスタントキャラクターの「アバター」の組み合わせでできているという。
私たちの困りごとを解決する、まさにランプの妖精のような存在になってくれるかも?
AVAdin
AI AVAdin