存在しないのに手に取るようにわかる! 拡張現実技術を使った買い物ができる「フューチャーポップアップストア」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

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タケコプターやどこでもドアは売っていないが、買い物という体験は、未来道具を買える未来デパートよりも未来的だ。
Facebook JapanとKDDIが、5G時代の買い物体験をコンセプトにした「フューチャーポップアップストア」 をオープン。2021年3月23日までの期間限定で、場所はスマホの中だ。
現実を拡張するAR(拡張現実)などのXR技術を活用した取り組みで、InstagramのAR機能を活用して、仮想の家具を自分の部屋に設置したり、仮想のメガネやコスメをスマホの画面越しにお試しできたりする。
さらに、AI店員によるインテリアコーディネートの提案を受けられたり、総合ショッピングモール「au PAY マーケット」と連動しているので、そのまま商品購入も可能。実店舗に行かなくても、商品が手元になくても、手に取るようにわかる買い物体験ができるのだ。
フューチャーポップアップストアに参加する企業は、花王やZoffやニトリ、Francfranc、CANMAKE、RoomCo AR。
「ビューティー」「インテリア」「ライフスタイル」の3つのカテゴリが用意されていて、それぞれのカテゴリで各企業の商品を使った、さまざまな買い物体験ができる。
簡単な質問に答えるだけで、オススメのおうちコーディネートを提案してくれる「AIコーディネート」や、チークを塗る位置をARで練習できる「ビューティーレッスン」、仮想のメガネをかけられる「メガネTRYON」などがある。
そのほか、衣料用洗剤ニュービーズのパッケージにカメラをかざすと、商品の周りを香りを再現した花びらが舞うといった、視覚的に香りをイメージできる工夫も面白い。
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人混みもないし、レジ待ちも存在しない。けど、ものは手にとるようにわかる。そんな買い物体験ができる「フューチャーポップアップストア」。未来のショッピングは、スマホでお店を自宅に再現する時代になるかも?