「世界一の花火」一夜で2つの記録更新

Footage courtesy of Guinness World Records TM / RightSmith

世界の一等賞

誰もが驚くミラクルな偉業から、謎の情熱により達成された珍記録まで、世界の「一等賞」な人々やモノゴトをご紹介。
新年を迎えた夜空に打ち上がる壮麗な花火……。
2019年1月1日、アラブ首長国連邦のラアス・アル=ハイマにて更新された、2つのギネス世界記録。
ひとつは「世界最長の連鎖花火」。生誕100年を迎えたアラブ首長国連邦建国の父、故シェイク・ザーイドにささげたもので、総距離4.6kmにわたる11,284台の花火装置を使用。打ち上げからわずか40秒で、既存の記録を打ち破りました。
もうひとつの記録は「世界最長の直線花火」。アル・マルジャン島の海岸線13kmにわたるエリアで達成され、12分を超える壮大なショーで観客を魅了。実施には規定があり、花火の間隔は2km以内、使用する火薬の量は最低300kg、時間は最低5分間、などの条件がありましたが、そのすべてをクリアしての更新でした。
スペクタクルな2つの花火を手がけたのは、米国の有名花火業者Grucci社。イベントには数十万人が訪れたそうです。
一夜にして2つの記録を更新。さすが世界の富が集まる国、スケールが違いますね……。
※ギネス世界記録(TM)は、ギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です