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※ 視聴回数は1日1回更新されます。犯罪を心理学的に考えていくと、そこには、犯罪を犯しやすい性格特性というものが見えてきます。
まず挙げられるのは「敵意帰属バイアス」です。これは、外から何か刺激があった場合にそれを自分に対する挑発や攻撃と捉えやすい認知的傾向です。
次が「敵意的反芻傾向」です。一般的に、喚起された怒りは、時間とともに収まっていきます。しかし、このタイプの人は怒りが湧いた状況を何度も繰り返して考えてしまうことによって、その怒りを持続させてしまうのです。
3つ目に挙げられるのは「セルフコントロールの欠如」です。言葉の通り、自分自身の欲望や感情を抑えることができず、場当たり的な満足を求めてしまう傾向です。
最後に「生涯持続型反社会性」です。青年期のみに非行に走る人は多くいますが、このタイプの人は、一生涯にわたって犯罪を繰り返すのです。このような人には原因となる遺伝子と、その影響によって生じた何らかの神経学的な異常があるのではないかと考えられています。
さらに、自分を愛し特別だと思う「自己愛傾向(ナルシシズム傾向)」の人も、攻撃性が強くなるとされています。