市川團十郎、襲名後も“海老蔵さん”呼び 娘・市川ぼたんが爆笑

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歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(44)が11月1日、東京・歌舞伎座で行われた『十一月吉例顔見世大歌舞伎』祝幕お披露目会見に登場。10月31日、11月1日に開催された『襲名披露記念 歌舞伎座特別公演』で襲名したばかりの十三代目市川團十郎白猿ではなく、いまだに「海老蔵さん」と呼ばれることについて「(みなさんが)慣れるまで頑張りたい」と意気込みを語った。
 この日は、三池崇史監督(62)、現代美術家の村上隆氏(60)とともに登場し、7日より幕を開ける、市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露、八代目市川新之助初舞台『十一月吉例顔見世大歌舞伎』の公演にあわせた特別な引幕「祝幕(いわいまく)」を披露した。
 その後、記者からの質疑応答で團十郎を襲名した実感について問われると、「きょう娘と一緒にサイクリングしていたらお兄さんに『海老蔵さん!』と声をかけられた」といい「『海老蔵じゃないです、團十郎です』と話をしたら横で娘が爆笑していました(笑)。まだ浸透しておりません。ですので、私も團十郎になれるまで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
 襲名披露舞台となる『十一月吉例顔見世大歌舞伎』については「團十郎という名跡は非常に重とうございます。『勧進帳』を一回やるだけで精一杯な二日間でした。多くのお客様の前で披露できたことは私にとって光栄なことで、幸せでした。ですからとにかく、これからの襲名披露公演を健康でいられるように頑張りたいと思いました」と決意をにじませた。