「仮面ライダー」つながりの片岡愛之助・戸次重幸が初共演!「変身」と言えたらそれ以上のカッコいいセリフはないと思っている

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歌舞伎俳優の片岡愛之助(50)、俳優の戸次重幸(48)が7日、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで舞台『奇人たちの晩餐会』の公開ゲネプロ&取材会を開催した。
本作が本格的な初共演となる2人。ただ、意外な共通点として仮面ライダーへの“変身”があった。戸次は現在放送中の『仮面ライダーリバイス』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)で仮面ライダーベイル/五十嵐元太(白波純平)を務めている。そのことを問われると戸次は「よくぞ、言ってくれました!」と話し、キリッとした表情になると「ごあいさつが遅れました。仮面ライダー俳優の戸次重幸です」と改めて自己紹介。
愛之助は『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』(2014年)で仮面ライダーマルス/コウガネ役を務めていた。愛之助も「私も『鎧武』の方で変身させていただきました」とにっこり。
変身の感想について、戸次は「感無量です。役者として『変身』と言えたら、それ以上のカッコいいせりふはないと思っていますので。それを言えたので感無量でした」としみじみ。ただ、『仮面ライダーリバイス』放送開始時のORICON NEWSのインタビューで「『変身』っていうせりふが言えたら役者を辞めてもいいと思ってます」と話していたことをツッコまれると戸次は「辞めません」と苦笑いで前言撤回。「生活していけなくなっちゃうので(笑)。冗談でした」と頭をかいていた。
本作は、映画『Mr.レディMr.マダム』、『メルシィ!人生』など多くのコメディ映画の脚本を執筆し、フランス喜劇を代表する脚本家フランシス・ヴェベールが1998年に発表した作品。これはと思う風変わりな人物たちを集めて仲間たちと晩餐会を催し、一番の奇人を決めるという悪趣味を持った編集者がたまたま出会ったとんでもない変わり者に逆に振り回され、人生最大のピンチをむかえることになるシチュエーションコメディとなっている。演出はミュージカルからストレートプレイまでジャンルを超えて数多くの作品を手掛ける演出家の山田和也氏が務める。
いよいよ初日を迎え、愛之助は「待ってました、という感じです。喜劇と言われる部類で、こういうお芝居はお客様が入らないとわからない部分が多い。どんな反応がいただけるのか、ドキドキしております」と話し、戸次は「ただでさえけいこ好き。だから言うんですけど、もうちょっとけいこしたかった(笑)。完璧なんですけど、不安なお芝居なんです。観る方は簡単なんですけど…。愛之助さんが『剛速球のキャッチボール』と表現されている芝居なんですけど、剛速球を至近距離で。たっぷりけいこしたんですけど、もうちょっとしたかった」と、らしく語っていた。