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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 俳優の西島秀俊と伊藤淳史が26日、都内で行われた映画『任侠学園』(9月27日公開)の完成披露試写会に登壇。『チーム・バチスタ』シリーズや、『名探偵・明智小五郎』など多くの作品で共演している2人だが、西島は「あっくん(伊藤)が死ぬとヒットするよね」と言うと、伊藤は「今回は生きてんなあ」と悔しがる息のあったやり取りで、会場の笑いを誘った。
今作でヤクザ役に挑戦する西島は「『ダブルフェイス』というドラマで、ヤクザだけど刑事という役をやったんです」と振り返ると、伊藤に向かって「弟分でいたよね? 死んだよね?」と笑いながら質問。伊藤も「あの時は僕が死ぬと作品が面白くなると言われてましたよね」と返していた。
トークセッションで自身のこだわりを聞かれた伊藤は「リップクリームを持ち歩いてますね。これがないと焦るんですよ。ポケットに1個、バッグに1個、家には新品が5個あります。忘れたことがわかると、車で5分くらいなら取りに帰ります」と明かし、共演陣たちを驚かせた。
映画で西島とW主演を務める西田敏行は「結婚したてのときは、妻と歩いている時に車道側ではないほうに入れてました。それは娘たちにも彼氏ができたときに、車道側を歩かせるような男と付き合うんじゃないって言って聞かせているんです」と言うと、西島たちも拍手。しかし西田は「最近病院に検診に行った時に、妻に守られている自分がいて、俺って何なんだろうって思ったんですよねえ」とオチをつけると、会場が笑いに包まれていた。
物語は、ヤクザと今どき高校生が、かみ合わなさ全開で笑いと涙のエンターテインメントを展開。仁徳京和学園高校再建のために、新しく就任した理事は、曲がったことが大嫌いな昔気質のヤクザ・阿岐本組(あきもとぐみ)。見た目は怖く、荒々しいが、正義を貫く彼らの情熱に、学園の空気は変わっていく。しかし、金儲けのために、学園を乗っ取ろうと計画する大人たちが罠を仕掛ける。西島が阿岐本組ナンバー2・日村、西田が阿岐本組の組長を演じる。この日は、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子、生瀬勝久、木村ひさし監督も出席した。