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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の広瀬すずが10日、都内で行われた映画『水は海に向かって流れる』(6月9日公開)完成披露試写会に登壇。大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、生瀬勝久、前田哲監督とともに、同作が完成したことへの喜びを語った。
本作は、田島列島の同名漫画が原作。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごしていた榊さんこと、榊千紗(広瀬)が、10歳年下の高校生、直達(大西)との出会いをきっかけに変わっていく。個性豊かな年の差男女5人が集うシェアハウスを舞台に、家族でもなく、恋人でもない、“特別な存在”が、一歩踏み出す勇気をくれる物語。
広瀬は今作で自身初となるOL役を演じる。年上の“お姉さん”を初めて演じた事について「なんで私に(オファーが)来たんだろうと…。たぶん、妹とか末っ子のイメージが強いと思っていたんですが、新しい挑戦になった。とはいえ、OLとして働いてるシーンはないので、ありのままというか、変に構えすぎずに出来るかもと思いました」と振り返った。
今作では、自分の“気の強さ”が役に出てしまったと反省したという広瀬。「そんなつもりはなかったんですけど、これまでもよく『気が強そうだね』って人に言われるんです。今回、原作よりもすごく気の強い榊さんになってしまった。私の原作のイメージとは違くて、いろんなところで謝っている」と告白した。
そんな気の強さを「一生なくしたいと思いたいです」と話すも、「でも(気が)強いでしょうね…。原作の榊さんのような、一歩間違えたら重い話なんですけど、マイルドにエンジンを切り替えている感じが憧れました」と明かしていた。