菅田将暉、阪口大助と『銀魂』ダブル志村新八で暴走トーク ギリギリのオファーも「ドラマが終わってヒマだったので」

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 俳優の菅田将暉(26)、声優の阪口大助(45)が16日、都内で映画『シャザム』(19日公開)の日本語吹替版完成披露試写会イベントに登壇。人気漫画『銀魂』で志村新八役の実写版を菅田、アニメ版の声を阪口が務めているが、この日“新八”2人が暴走トークで観客を爆笑させた。
 映画『シャザム』では、菅田が主人公・シャザムを、阪口はシャザムの悪友・フレディの吹替版を担当している。観客が配布された“イナズマサンバイザー”を被っていると菅田は「それは被らされているんですか」とイジり、阪口が「被らされたって!」とツッコミを入れるなど息の合った掛け合いを見せた。
 子どもような悪ふざけシーンが見どころの一つ。阪口は「青春というより、もっと下で、やってることは小学生。ダンゴムシ集めるぐらいの年齢」と話し始めると菅田は「集めてたなぁ、ダンゴムシ」と爆笑しながら同意。そして平野綾がドン引きする中で、2人はダンゴムシ愛を熱く語り始め、司会から「『シャザム』にはダンゴムシは出てきませんから」とストップをかけられていた。
 そして大人になったらなりたかった職業についてトーク。阪口は『機動戦士ガンダム』に出てくるジオン軍のモビルスーツ・ズゴックのパイロットになりたかったそう。阪口は『機動戦士Vガンダム』の主人公のウッソ・エヴィンとして一躍、スターダムを駆け上っているだけに「(モビルスーツに)乗っちゃった」と笑顔を見せ、菅田は「スゲー! 叶ってる!」と目を丸くした。
 舞台あいさつには阪口の同期である緒方恵美も参加。緒方は「一緒に仕事を始めたときに『僕はガンダムに乗れたら、この業界を引退していい』と言っていた。で、彼の初めてのレギュラー作品がVガンダムの主役」と暴露。阪口は「19歳で世捨て人にはなれない」と業界に残った理由を必死に語ったが、菅田は「じゃあ、今は余生だ」とイジりまくり。阪口は「派手な余生だな! もうちょっと頑張りますよ」とキレキレの返しで会場を盛り上げた。
 また、オファーを振り返ると菅田は「ビックリしました。だってオファーが来たのは、ついこないだ」とぶっちゃけた。テレビCMも放送され、興味を持ったため映画を観に行こうと考えたところで「オファーが来た。『えっ、まだ録ってない』って思った」と収録はギリギリだったそう。「ドラマが終わってヒマだったので」と笑っているが、多忙を極める中で奇跡的にスケジュールもかみ合った。それだけに「逆に悩みました。詐欺じゃないかと」とジョーク交じりに話し、笑わせた。
 同作は、身寄りのない悪ガキ、ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)が、謎の魔術師から“選ばれし者よ”と言われ、スーパーパワーを取得。悪友のフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)と、ピュアハートで悪ノリを全開させていく。そんなビリーの前に、謎の科学者が現れ、魔法の力を狙われることに。さらには相棒のフレディもさらわれ、遊んでいる場合ではないと気づいた彼は、ヒーローらしく、本格アクション満載で、悪党たちに立ち向かっていく。