乃木坂46・生田絵梨花、優れた芸術家『菊田一夫演劇賞』を受賞「末永くやっていけるように精進」 舞台を好きなるきっかけをくれたのは“家族”

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 人気アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花(22)が、優れた芸術家らを表彰する『第44回 菊田一夫演劇賞』の演劇賞を受賞し26日、都内で行われた授賞式に出席。『モーツァルト!』のコンスタンツェ、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』のナターシャの演技が評価されての受賞となったが、スピーチで感謝の思いを伝えた。
 生田は「まさかこんなに大きな賞をいただけるとは、予想もしていなくて、本当に驚きましたし、今ここに立っているようで立っていないような夢の中にいる気持ちです」と目を丸くさせながらコメント。「最初のうちは『おめでとう』と言っていただいても恐ろしい気持ちの方が勝っていたんですけど、たくさんの方の笑顔を見て、だんだんとうれしさとか感謝とか、そういった気持ちがこみ上げてきました。もちろん、まだまだ自信がないとか、至らないところとか山積みなんですけども、きっとこのタイミングで、偉大な先人からの贈り物をいただいたことは大きな意味があるんじゃないかなと思います」と胸を張った。
 続けて「今の実力や功績というよりも『新しい時代に向けて頑張っていっておくれよ』というエールじゃないかなと。これからも勇気を持って、あきらめずに末永くやっていけるように精進していきます」と意気込み。ひとりでは何も成し遂げられないので、周りの方の熱とかエネルギーとか愛を感じながら、私自身も何かを発していけるように努力していきたいです。平成でも、たくさんの先輩方が情熱をもって、この未知をいろんな方向に大きく広げてくださったおかげで、舞台に立てているのだなと改めて実感します。令和の時代は、私たちの世代がそのバトンを引き継いで、活性化できるように頑張りたい」と呼びかけた。
 授賞式後に行われた囲み取材では、周囲からの反響に触れ「メンバーは、すごく『おめでとう』と言ってくれました。マネージャーさんは『何か、遠くに行っちゃうみたいだから、また罰ゲームとか、つらいものとかリアクションしたりしなきゃね』って言ってくれました」とにっこり。「いつまでも身近な存在でいられたらいいなと思っていますし、私自身、自分が大した人間だと思っていないので、ちゃんと地に足をつけて頑張っていきたい」とアピールしていた。
 そのほか、大賞を大竹しのぶ(『ピアフ』のエディット・ピアフの演技に対して)、演劇賞を橋爪功(『Le Père 父』のアンドレの役の演技に対して)、若村麻由美(『チルドレン』のローズの役の演技に対して)、古川雄大(『モーツァルト!』のヴォルフガング・モーツァルト、『マリー・アントワネット』のフェルセン伯爵、『ロミオ&ジュリエット』のロミオの役の演技に対して)、特別賞を高田次郎氏(永年の松竹新喜劇における舞台の功績に対して)が受賞した。