元アンジュルム・和田彩花、ビルの屋上で熱唱 自粛期間中に制作した新曲も披露

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 昨年6月にハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムを卒業した和田彩花が21日、自身初の配信ライブ『2020.06.21. 私たちには空があるだけだって、確かめてみよう』を開催した。
 コロナ禍でも音楽を届けたいという思いを持った和田は、密を避けることなどを踏まえ、ビル屋上で実施。騒音なども考慮し、アンプを通さない“サイレントライブ”で行った。
 ライブは「空を遮る首都高速」からスタートし、白い花束を持った和田は、リズムを取りながらにこやかな表情で歌を届ける。続く「少しの寂しさとともに」では、過去は振り返らず先を見つめる強い意思を見せながら歌唱し、思いとリンクするように花束を空に投げ放った。
 MCをはさみフランス語曲の「Une idole」、ミディアムテンポの「ホットラテ」、自粛期間中に制作した「それでも愛を信じるのは」などを披露。最後は、数日前に完成したばかりで、まだタイトルも決まっていない新曲を熱唱し、温かくパワフルなメッセージを込めたライブを締めくくった。
 全11曲を歌い上げた和田は「風が吹いてきたり上を見たら空が見えたり、心地いいなって思いながら歌ってました」とライブを振り返る。ステイホーム中には「歌詞を作ったり動画を作ったりエッセイを書いたり、私小説みたいなものも書き始めたんですよ。何かを作る時間に当てられたのは、よかったなと思ってます」と有意義な時間を過ごしたことを明かした。
 今後については「次のライブの予定が、超アコースティックライブっていうのが控えてるんです。私はずっと前からステージと客席の境目をなくしたいって思いがあるんです。なので、演者の間にお客さんを交えたライブをやってみたくて。もちろん密にならないようにを気をつけて、みんなで音を間近に感じながらのライブをやりたいと思ってます」とさらなる展望も語った。