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※ 視聴回数は1日1回更新されます。俳優の永野芽郁(23)が10日、都内で行われた映画『マイ・ブロークン・マリコ』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
同作は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)された平庫ワカ氏の同名漫画を実写化。ブラック会社に勤める主人公・シイノ(永野)が転落死した親友・マリコ(奈緒)の遺骨を毒親のもとから奪い、マリコが行きたがっていた海へと最初で最後の二人旅が始まる。
永野はシイノ役について「本当に難しくて、人間味あふれるという部分は(私と)近いかもしれないですけど、私は大きな声を出すのも苦手ですし、たばこというものに縁がなかったですし、雑に動いているけど、繊細があるみたいなところも違った」と回顧。役作りのために「髪の毛の色を変える、喫煙者になる、シイノにひとつでも近づけるようにやっていくしかなかった」と明かした。
特に、たばこを吸うシーンについては研究を重ねたといい「たばこ吸ってるの、かっこ良かったでしょ?私」と問いかけると、タナダユキ監督は「かっこ良かったです。ものすごく練習してくれて、カメラの後ろで『かっけえな』ってつぶやいていたぐらい」と絶賛。永野は照れ笑いを見せ、「スタッフさんに喫煙者の方もいらっしゃったので、ベッドに寝転がったとき灰が落ちてしまわないようにとしてしまうのを、手の角度や動きを教えてもらいながら」と試行錯誤して習得したことを語った。
永野は「治療薬としても使われるニコチンが入っていないもので練習を重ねていた」といい、最後には「真似はしないでくださいね。シイノだからやったんだから、よろしくね」と観客の健康も気遣っていた。