芦田愛菜、高校生とは思えない大人な発言にキャスト困惑 6年ぶり主演映画に笑顔

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 女優の芦田愛菜(16)が3日、都内で行われた映画『星の子』(10月9日公開)の完成報告イベントに登壇。“信じる”がテーマのひとつになっている本作で、芦田自身が「信じる」ことに対する考えを熱弁すると、共演の永瀬正敏(54)も「しっかりしてるでしょ!」と褒めちぎった。
 “信じる”について芦田は「裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました」と高校生とは思えない回答を披露。
 続けて「揺るがない軸を持つことは難しい。だからこそ人は『信じる』と口に出して、成功したい自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなと思いました」と言葉の中に潜む人の心理を指摘した。
 この答えにメガホンをとった大森立嗣監督(49)は「難しいよ!」と感嘆。永瀬も「これ以上の答えはないですよ」とたたえた。
 この日のイベントには、原田知世(52)も出席。芦田との共演について原田は「小さいときから活躍している姿を見ていたので、親しみを持ってご一緒しました。16歳になって、すてきな女の子になりましたけど、見ていると幼いころのかわいらしい姿も見えてきて、自然と愛しい気持ちになりました」と話していた。
 本作で芦田が演じるちひろは、“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで過酷な青春を過ごす中学3年生。『紙屋悦子の青春』(2006年)以来、14年ぶりに夫婦役で共演する永瀬と原田は、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する宗教を深く信じてしまったことで、日に日に貧乏になり、挙句の果てにおそろいの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。