AIで再現された殺人の被害者が、量刑公判で「意見陳述」 米国で初の事例、専門家からは懸念も

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ロイター映像ニュース

米アリゾナ州で今月1日に開かれた、殺人事件の被告に対する量刑言い渡しにおいて、異例の「意見陳述」が行われた。加害者である被告に対し寛大な処遇を求める遺族の意見が、AIで再現された被害者本人の映像を通して伝えられたのだ。米国の裁判でAIがこのような形で使用されるのは初めて。映像は量刑段階でのみ使用され、陪審を前にした審理では使われなかったが、専門家の一部はこのような生成AIの使用に懸念を示している。