知事が嫌々?受け取った「核ごみ報告書」に抗議 市民団体がNUMOと国へ 「溶岩の半径15キロが処分場不適地という新知見を精査せず」

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 いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定に向けた「文献調査」の報告書が北海道などに提出されたことを受け、市民団体が国などに抗議文を送りました。
 原子力発電環境整備機構(NUMO)は11月22日、北海道後志地方の寿都町と神恵内村で行われた核のごみの最終処分場選定の「文献調査」についての報告書を両町村と北海道知事に手渡しました。
 これを受け、北海道内の処分場建設に反対する市民団体は、NUMOと国に抗議文を送りました。寿都町東側の溶岩について、半径15km圏が処分場の不適地になるという新たな知見があるにもかかわらず、精査せず報告書を公表したことに抗議しています。