お母さんは生きていた…母親死亡のため『忌引き休暇』取得した職員 中々出勤せず上司が心配して連絡すると…電話に出たのは "亡くなったはずのお母さん"海保の20代男性職員を懲戒処分「職場から逃げたかった」

UHB北海道文化放送

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 不正に休暇を取得し正当な理由がなく職場に出勤しなかったとして、釧路海上保安部は、20代の男性職員を「減給1か月、20分の1」の懲戒処分にしたと発表しました。
 男性職員は「お母さんが亡くなった」「実家に行く」として、10月1日から5日まで忌引のため特別休暇を取得。
 しかし7日になっても出勤せず連絡もつかないため、心配した上司が実家に連絡したところ、亡くなったはずの母親が電話に出たため、虚偽申告と発覚しました。
 職員は実家に戻らず、道外の知人宅に滞在していたということです。
 調べに対し「職場から逃げたかった」「担当した職務が自分に向いていなくて、悩んでいた」と話し、不正を認めました。
 釧路海保は15日付で職員を減給処分としました。処分後、職員は辞職したということです。