北海道胆振の洞爺湖町の社会福祉協議会の元経理担当で、業務上横領の疑いで逮捕された女が、着服した金を「カードローンなどの返済に充てた」と話していることが分かりました。
2月21日に送検された洞爺湖町社会福祉協議会の元経理担当、猪股美枝子容疑者(57)は、2018年から4年間で協議会の口座から20回以上、計現金470万円あまりを引き出し着服した疑いがもたれています。
その後の調べで猪股容疑者は、着服した金を「クレジットカードやカードローンの返済に充てた」などと話していることが分かりました。
協議会の調査では着服した総額は10年間で約3200万円に上り、中には洞爺湖町の補助金も含まれています。
警察が余罪を追及しています。