8月下旬、北京で開かれたロボット展示会。中国企業「杭州宇樹科技(ユニツリー)」のブースで、ロボット犬のパフォーマンスが行われていた。
体長70センチの銀色のロボット犬が、くるっと宙返りをして華麗に着地。逆立ちなども披露して運動性能の高さを誇示すると、観客から驚きの声が上がった。
2021年にシリーズ初代がデビュー。価格は1万元(約20万円)前後で、日米などでもネット販売されている。同社は世界のロボット犬市場の半分以上のシェアがあるという。
しかし、同社のロボット犬は民生の愛玩用として話題となる一方で、軍事利用が進められている可能性が指摘されている。