維新は『政策活動費を廃止』へ 来年度をめどにすべて収支報告書に計上して領収書を公開する方針

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MBSニュース

政治と金の問題をめぐり、維新が政策活動費の廃止を決めました。
 日本維新の会の馬場伸幸代表は6月26日、維新の地方議員らも含め約400人が参加した会議で、政治資金規正法の改正をめぐる国会対応について説明しました。
 (日本維新の会 馬場伸幸代表)「我々の執行部のいたらない部分もあると思いますけれども、後ろからバンバンバンバン仲間を撃つということをすれば、すぐにこの日本維新の会という政党は潰れていきます」
 維新は、閉会した通常国会で、自民党の岸田総裁と馬場代表とで結んだ合意が反故にされ、悲願である旧文通費の領収書公開などが実現できませんでした。これに伴い、与党提案の改正政治資金規正法案について、衆議院で賛成したにもかかわらず、参議院で反対に回るなど、ちぐはぐな対応となりました。
 こうした経緯を党内で総括すべきだとしていた吉村共同代表は…
 (日本維新の会 吉村洋文共同代表)「維新の会自身が、政策活動費というのを、10年先しか公開できないようなものでは支出はしない使わない、すなわち政策活動費を廃止するべきだと。それくらいやらないと、自民党と対峙したり、自民党とケンカすることは、僕はできないと思うんです」
 維新の藤田幹事長は党として、来年度をめどに政策活動費を廃止して、すべて収支報告書に計上して領収書を公開する方針を明らかにしました。