介護施設を利用していた80代姉妹の自宅を売却か…姉妹のキャッシュカードから2000万円を引き出した疑いの運営会社元代表 姉妹の引っ越し先はエアコンなし

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MBSニュース

利用者の自宅を売却した後、エアコンの無いアパートに移らせていたということです。
 大阪市鶴見区にある介護施設の運営会社「アッラサルテ」の元代表・西影由貴容疑者(38)は2021年から約2年間にわたって、介護施設を利用していた80代の姉妹のキャッシュカードから現金約2000万円を不正に引き出したなどの疑いで逮捕され、6月27日に身柄を検察に送られました。
 警察によりますと西影容疑者は去年4月、「階段で転倒したら危ない」と姉妹の自宅を約800万円で売却したとみられています。その後、姉妹は紹介されたマンションに移り住みましたが、エアコンは設置されておらず、姉は去年7月、熱中症で救急搬送されたということです。
 姉妹は「お金がないため食パン1枚を2人で分けていた」と話しているということで、警察は西影容疑者が姉妹をだまして自宅を売却し、そのお金も受け取っていたとみて調べを進めています。