かいけつゾロリでお馴染み!児童書作家原ゆたかさんおすすめ絵本

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mamatas(ママタス)

かいけつゾロリでお馴染み、児童書作家の原ゆたかさんにおすすの絵本を聞きました!
児童書作家目線のチョイスはとっても新鮮ですよね♪
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①ひとまねござる 作・絵:H.A.レイ 訳:光吉 夏弥
子どものときに母に読んでもらってすごい思い出深い一冊。
ペンキで部屋に悪戯描きをするジョージがいるんですけど母が「こんな部屋素敵ね」と言っていてそれがすごい嬉しかった。
コマ漫画やパノラマは『ゾロリ』の原点にもなっている。
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②はるにあえたよ 原京子・文 はたこうしろう・絵
冬眠から覚めたクマが、まだ見たことのない「春」がどんなものかと探すお話。
白黒ではじまり、春に向かってカラーになっていくという、絵のはた先生の演出もとても素晴らしい本。
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③ぶたばあちゃん Margaret・ワイルド文 ロン・ブルックス 絵 今村葦子訳
もう少しで亡くなるおばあさんが、残された人が悲しくないように後始末をし、
孫もおばあさんを大切に思い、お互いの優しさが感じられる本。
こういうふんわりしたお話は、自分では描けないので感動して好きになった。
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④かいけつゾロリきょうふのダンジョン 原ゆたか 作・絵
最近は保育園にも置かれたり、読み聞かせをするという話を聞く。
読み聞かせよりも一人読みをぜひしてほしい!
ゾロリは悪役だけど、ママが優しかったので実際には悪いことはできない。
子どもってちょっと悪いのが好きなのでそういうガス抜きもある。
子どもにまず本を楽しんでほしくて描いた本。
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⑤イシシとノシシのスッポコぺッポコへんてこ話シリーズ 原京子・文 原ゆたか・絵
ゾロリを読んだ後にもっと長い話が読める子に向けて描き始めたシリーズ。
◯日目と分かれているので、毎日の読み聞かせもできる。
続きが気になるところで終わるので、次が楽しみになる。
紙の本として楽しんでもらう”しかけ”を毎回考えていて、百桃太郎にはパノラマの仕掛けがある。
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出演 : 児童書作家 原ゆたか さん