個人に合わせた聴覚体験を提供するスマート集音器イヤホン「HEAR」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

台湾発のオーディオ・テクノロジー企業XROUNDは、スマホアプリでユーザー個々人に最適な音を設定できるイヤホン型の集音器「HEAR」を開発した。
聴力測定から音質調整まで、音の環境を整えるHEARは、専用アプリ「MyTune Pro」を用いてユーザーの聴力を測定し、そのデータに基づいて使用者のデータを作成する。このデータを元に、AIやマニュアルで聴こえ方を最適化できる。
個人に合わせたカスタマイズ
16の周波数帯域を調整することで、環境に合わせた音質設定が可能。通常の環境から特定のシーンまで、細やかな調整が利用者に合わせて行える。街中・マスク着用時・通話・地下鉄・デフォルトの5シーンから、自動で切り替わる。
MyTune Proアプリと連携すれば、ユーザーが設定変更や音響調整を行える。これにより、環境に合わせた最適な聴覚体験を提供。
前方フォーカスモード
「HEAR」は、直接会話する相手の声をより聞き取りやすくキャッチする機能もある。「全方向性モード」と「フォーカスモード」があり、全方向性モードは、あらゆる方向からのすべての音が聞ける。フォーカスモードは、前方からの音を強調するモードで、同時に周囲のノイズを軽減してくれる。
また、ポップノイズや風切り音、ハウリングを抑制する機能などもある。音楽が快適に相手の声や音楽が聞ける。
別売トランスミッターでもっと便利
「HEAR」は別売りでトランスミッターがある。トランスミッターは、メディアプレイモードと内蔵マイクモードの2つのモードがある。
メディアプレイモードにすれば、TV・Switch・PS5・PCなどのBluetoothデバイスと接続できる。
内蔵マイクモードは、トランスミッターをマイクとして使用できる。最大15m離れた音を拾えるため、広い会議室でも離れた人の話をしっかり聞き取れる。
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人の聴力はそれぞれ違う。これからのオーディオデバイスは、使う人に合わせ最適な音を提供し、よりよい音楽体験が楽しめるようになるかも?