小さなコインから車までスキャンできるスタンドアロン型3Dスキャナ「THREE」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「THREE」は被写体をスキャンして、モデリングデータを作成できる3Dスキャナー。画像処理をおこなうGPUを内蔵、スキャナー単体で3D演算が可能なスタンドアロンタイプとなっている。スキャン後、PCなどを使っての演算処理は不要としている。
様々なデバイスで操作可能
「THREE」は三脚に固定して使用する。スマホやタブレットなどWi-Fi接続可能なデバイスであれば、ローカルネットワーク経由でスキャナー設定やモデリングデータの確認・編集ができる。
スキャナー本体にGPUの他、CPUやRAM、ストレージといった装置、3D編集ソフトも内蔵している。スキャナがローカルに置かれたWebサーバーのようにふるまい、Webツールを操作する感覚でモデリングできる。ブラウザソフトさえ使用できればMacやWindows、iOSやAndroidなどで使える。OSやマシンスペックを気にせず手軽に3Dスキャンが楽しめる。
ソニー製の1300万画素の光学センサーを2台搭載。スキャン可能距離は22〜70cm。
スキャナの解像度は0.2mm。小型の被写体は付属のターンテーブルなどを使用する。
大型の被写体は複数回に分けてスキャニングし、スキャン後ブラウザ上で結合処理をおこない1つの3Dデータとして保存する。被写体の大きさに制限は無く、本体内蔵のストレージに保存可能なかぎり取り込める。
1回のスキャニング時間は約4秒、演算処理に10〜15秒必要としている。
CPUは4コア64bit SoC 1.5GHz+統合GPU、RAMは4GB、ストレージは16GB。モデリングデータは多くの3D編集ソフトに対応しており、出力形式はOBJ/PLY/XYZ/GLTF/DAE/STL/FBXとなる。
コンセントから電源ケーブルをつなげて使用する。
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手軽にスキャニングして、幅広く活用しよう!